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中世美術の傑作といわれるタペストリー連作「貴婦人と一角獣」が来日しました。

トレイシーシュバリエの小説「貴婦人と一角獣」を読み終えたところで展覧会に行きました。
小説は大変面白かったが、展示会での絵の解釈とは諸々相違があった。
20年以上前に読んだ解説本ともやや解釈が違っていたような気がします。
この中世のタピストリーについては近年でも様々な論文が発表されているらしく、数年毎に通説が変わるのかもしれません。

500年もの前の作品だが、時代を超え人々にインスピレーションを与えて続けているという。
例えば、会場にはいかにも「アニメとか好きですよね?」な感じの若者も来ていた。
ガンダムUCというアニメのキーヴィジュアルがこの「貴婦人と一角獣」だという。

そんな「貴婦人と一角獣」展に平成生まれの3歳の娘も連れて行ってみました。
「ねえねえ、おひめさまの絵みにいかない?うさぎさんとかワンワンとかお花もいっぱい描かれているのよ。カワイイよ~」と言葉巧みに言いくるめて連れて行きました。
前知識のない子供がどんな感想を持つのかちょっと興味があったからです。

3歳8か月の娘の感想:
*えっこれライオン?私の知ってるライオンと違う。
*ベロがでているライオンが怖い。(【味覚】の獅子)
*おサルさんかわいそうね~。(【触覚】のサル。鎖で繋がれている。)
*お馬さんがかわいい。(一角獣です)
*ピアノ弾いているお姫様が一番好き。理由はピアノ弾いているから。(【聴覚】の貴婦人)
*というよりこの人(侍女)の方が好き。(娘はやや子分気質。お姫さまより侍女によりシンパシーを感じるのかもしれないです)

最初は私一人で行こうと思いましたが、娘が大きくなり、分別がつくようになり、絵を見た後に話しあえるようになって、嬉しかったです。

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